トレンド、一般的には「傾向」と訳されますが、過去から現在までのデータの延長線上に未来を予測し、トレンドを読むことで、アイデア発想をすることができます。商品企画などの基本的なアイデアをつめる場合などに非常に便利な方法です。
たとえば、
・商品の低価格化を具体的に予測する
・商品の多様化を指標化して予測する
・部品点数の増加、あるいは減少を指標化して予測する
・商品の重量やサイズの変化などを予測する
など、数字になるものなら、すべてトレンドを読む予測の対象になります。
商品、サービスにもライフサイクルがあります。
一般には、開発期、導入期、成長期、成熟期、飽和期、衰退期といった6段階で説明されます。
自社の商品・サービスがいまどの段階にあるのかを検討し、リスク・競合の出方・新商品の傾向・多様化の度合いなど各段階の戦略や基本方針を立てることができます。
また古いものから新しいものへの乗り換え、コンセプトの乗り換えのタイミングもここから予測すると、アイデア発想に役立ちます。